古くから「城とだんじりのまち」として知られる本市ですが、山手では溜池灌漑(ためいけかんがい)による米作のほか水ナス、春菊(きくな)、ミカン、桃などの栽培が盛んです。また、水産業も盛んで、黒鯛、しらす、泉だこをはじめとして様々な魚が水揚げされ、府内屈指の漁獲量を誇ります。関西国際空港から車で15分の「世界に一番近い城下町」。大阪湾が育む新鮮な海の幸、豊かな自然が育む山の幸を使った郷土料理は絶品です。
黒鯛は「チヌ」と呼ばれ、大阪湾は別名「茅渟(ちぬ)の海」といわれています。岸和田市では学校の校歌に「ちぬのうみ」や「ちぬのうらわ」が詠われる学校も多く見られます。新鮮で脂の乗った黒鯛は真鯛に劣らない素材ですが、需要が少ないため魚価が低迷し、漁師の中には多く獲れ過ぎると廃棄することもあるとのこと。でも、漁師は黒鯛がおいしいことを知っています。利用の少ない魚ですが、みんなでおいしく食べて大阪湾の海の豊かさを守りましょう。
百人一首にも詠まれた白砂青松の地、高石市。高度経済成長とともに急速な都市化が進み利便性の高いベッドタウンとなりました。現在は浜寺公園の松林や高師浜の砂浜のみがかつての趣を残す中、臨海部は工場夜景スポットとして再び脚光を浴びています。そんな高石市で人気のお店、楽庵さんには高石市だけでなく遠方の方々にも足を運んでいただいております。居酒屋さんとしては珍しく、お店のメニューを缶詰にして販売しています。わがまちの居酒屋さんの味を是非お楽しみください。
大豆製品の中でも非常に栄養価の高い湯葉。 国産大豆を100%使った上品な味わいの生湯葉を、京風出汁で仕上げました。 コレステロールを含まない良質な植物性のタンパク質を多く含み、 生活習慣病の予防や、美肌効果も期待できるヘルシーな食品です。お店の味を出来るだけ再現し、少しでも美味しいものをと思い、缶詰にした商品です。賞味期限も、製造日より3年あり、缶のまま温められますので、ご家庭ではもちろん、非常用保存食として、キャンプ等のレジャーにもお使いいただいております。
自然の良港を持つ尾道は、中世・近世を通じて繁栄をとげ、港町・商都として発展してきました。緑豊かな北部丘陵地域から、多島美を有する瀬戸内海地域に至るまで、多彩な資源や美しい景観を有しています。中でも生産量日本一を誇るレモンは、国産レモン発祥の地である瀬戸田町で長年培われてきた栽培技術により、皮まで食べられる安全安心な食材として、自信と誇りをもって生産しています。香り豊かなせとだエコレモンをお楽しみください。
「皮まで食べられるレモン」をめざして栽培された「瀬戸田エコレモン」。平成20年からは広島県認定の特別栽培農産物の認証を取得し、令和5年1月にはJA全中とNHKが主催する「日本農業賞」における集団組織の部の大賞を受賞いたしました。安全・安心な栽培管理の実践を理念とし、安全で豊かな生活が送れるようにと願いを込め、広島レモンの最高峰「せとだエコレモン」として、名実ともに日本のトップブランドとして、自信を持って消費者にお届けしています。
高知県中部に位置し、太平洋に面した町である須崎市は、海と山に囲まれた自然豊かな土地です。南部には海が広がり、釣りや海上スポーツを楽しむことができます。夏にはカヌーやキャンプをしに県外からも多くの人が訪れ、春先になると雪割り桜が桑田山一面を覆いつくします。景色はもちろん、美味しい料理も須崎市の魅力のひとつです。今回紹介させていただいたミョウガも、須崎市自慢の食材の一つです。瑞々しくサッパリとした独特の味と食感をお楽しみください。
ミョウガ生産量日本一の高知県でも多くの割合を占める須崎市産のミョウガは、冷奴やお味噌汁、そうめんの付け合わせなど、私たちの食卓に彩りとアクセントを加えてくれます。JAでは6月13日を1(いい)3(みょうが)の日とし、ミョウガをより多くの人に食べてもらえるよう、販売促進キャンペーンやミョウガ料理のレシピ公開など、力をいれて取り組んでいます。農家の方々が心を込めて作ったミョウガを、ぜひ多くの人に味わっていただきたいです。
歴史と文化が香り自然と人が共生する佐渡市。新潟県のほぼ中央の日本海上に位置し、島の大部分が国定公園や県立自然公園に指定されており、豊で美しい自然環境に恵まれています。周辺の海域は暖流や寒流の影響で四季の変化が大きく、様々な魚介類が集まる豊かな漁場です。佐渡の海で育ったワカメは柔らかいのにしっかりとした歯ごたえで風味豊かなのが特徴です。冬の日本海の荒波で丹精込めて育てた佐渡ワカメをお楽しみください。
長い歴史のある佐渡のワカメ養殖ですが、近年、生産者の高齢化や外国産の影響で生産量が減少しています。佐渡のワカメ養殖を持続可能な産業とするために、生産者、研究機関、行政、学生等とブルーカーボンや新たな活用に向けて様々なことに挑戦しています。養殖ワカメは生産過程でCO2を海中に長期貯留させることから、養殖ワカメの生産量を増やすことが海を守ることに繋がります。佐渡の美味しいワカメを食べて一緒に豊かな海を守りましょう。
筑後川中流域に広がる朝倉市は、三連水車などで知られるのどかな田園都市。その豊かな自然は、紅たでだけでなく、博多万能ネギ、柿や梨、全国でも希少な淡水ノリ「スイゼンジノリ」などの特産品も生み出してくれます。筑前の小京都と称される城下町「秋月」や原鶴温泉など、来訪者を魅了する多彩な観光資源も魅力です。平成29年7月九州北部豪雨災害からの復旧・復興、さらなる発展への歩みを進めています。
紅たで部会発足以来約38年高い品質を保ち生産・出荷をしている紅たで部会。刺身のツマとして食されることの多い紅たでですが、紅たでの存在を知らない方が多く、認知度向上のため様々な取り組みを行っております。刺身のツマ以外ではサラダやカルパッチョなどに添えることで風味の良いさっぱりとした一品を頂けます。ぜひ多くの方に生産者が丹精込めて栽培した紅たでを食べて頂きたいです。