人口はおよそ12万人、東西5.8キロメートル、南北5.1キロメートル、面積はおよそ16.7平方キロメートルと大阪府の中でも真ん中くらいの大きさで、ほぼ中央に位置していることから「大阪のヘソ」といわれています。大阪市をはじめ堺市、八尾市、藤井寺市、羽曳野市と接しており、南河内地域の玄関口にあたります。交通の便が良く、地理的には難波と飛鳥を結ぶ道の途中にあり、古くから交通の要所として栄えてきました。
【難波葱】
JA大阪中河内松原地区 難波葱部会
その昔、「葱の海」と呼ばれるほど、大阪では難波葱の栽培が盛んでしたが、生産や収穫、加工に手間がかかることから、一時市場から姿を消しました。松原市では難波葱部会を立ち上げ、次世代へ継承すべく日々奮闘しながら栽培に取り組んでいます。ぜひ、最高品質の松原産難波葱をご賞味ください。食感が柔らかく、火を通す鍋料理などにピッタリです。また、一般的な青葱より根をしっかり張るため、根っこを調理した料理も楽しめます。
筑後川中流域に広がる朝倉市は、三連水車などで知られるのどかな田園都市。その豊かな自然は、紅たでだけでなく、博多万能ネギ、柿や梨、全国でも希少な淡水ノリ「スイゼンジノリ」などの特産品も生み出してくれます。筑前の小京都と称される城下町「秋月」や原鶴温泉など、来訪者を魅了する多彩な観光資源も魅力です。令和5年は秋月藩成立400年!令和5年から令和6年にかけて様々な記念行事を行っています。どうぞお越しください。
紅たで部会発足以来約38年高い品質を保ち生産・出荷をしている紅たで部会。刺身のツマとして食されることの多い紅たでですが、紅たでの存在を知らない方が多く、認知度向上のため様々な取り組みを行っております。刺身のツマ以外ではサラダやカルパッチョなどに添えることで風味の良いさっぱりとした一品を頂けます。ぜひ多くの方に生産者が丹精込めて栽培した紅たでを食べて頂きたいです。
河南町は、大阪府の南東部に位置し、町域の3分の1の山地部が金剛生駒紀泉国定公園に指定されている自然豊かな町です。また、古くから開けたこの地には、全国でも珍しい瓢形双円墳である「金山古墳」など様々な文化財があり、自然と歴史に恵まれた緑豊かな文化の町となっています。今回ご提供させていただきます「水越米」は、農薬と化学肥料の使用を半分以下に抑えて栽培し、大阪エコ農産物の認証を受けている、河南町のブランド米です。
「水越米」という名前は、河南町の東にそびえる葛城山の麓より湧き出した水がやがて峠名と同じ「水越川」となって、田畑を潤している所から命名しました。米の味は「水・土・品種・栽培方法」により決まると言われております。水越川のきれいな水と粘土質の肥沃な土で、化学肥料は一切使用せず、緑肥堆肥及び有機肥料を使用して栽培しています。また、農薬の使用も通常の半分以下におさえており、人にも地球にも優しく美味しい河南町自慢のお米です。
福島県田村市は、県の中央部と沿岸部の間のあぶくま高地に位置する高原都市です。冷涼で湿潤な気候を好むエゴマは、田村市を含むあぶくま地方で盛んに栽培され、古くから郷土料理の食材として親しまれてきました。食せば寿命が10年延びるという伝承から「じゅうねん」とも呼ばれています。品質の良いエゴマを搾油機で搾る搾油技術が確立したことで、たむらのエゴマ油の供給体制が整い、全国へ健康長寿のおすそわけ(発送)ができるようになりました。
生搾り、焙煎搾り、お好みにあわせてどうぞ。
「たむらのエゴマ油」は令和4年に農林水産省による地理的表示保護制度(GI)に登録されました。先人から受け継がれてきた食材が、地域で自然的、人文的、社会的に育まれた、地域ならではの産品として評価され、地域の知的財産として保護登録されるに至りました。いのち輝く未来社会のデザイン食材として、万博を契機にさらに健康と長寿にスポットをあて、それぞれの個性が持ついのちをいつまでも輝かせ(寿命を10年延ばして)、全世界の人々を幸せにしていきたいです。